育毛(発毛)サプリメントの成分とエビデンス、おすすめ商品を解説

薄毛の原因

薄毛の主な原因である、男性型脱毛症(AGA)とびまん性脱毛症を中心に薄毛の原因を解説します。

男性型脱毛症(AGA)

男性の約3割に発症するといわれているのが、AGAです。

男性ホルモンの働き、遺伝的要素、ストレス、食事を含めた生活習慣の関わりが分かっています。

AGAの進行を抑えるためには、医薬品の利用のほか、シャンプーなどで頭皮環境を整えること、毛髪の健康に関わる栄養素を不足させないことなどが必要となります。

びまん性脱毛症

中高年の女性に発症することが多いのが、びまん性脱毛症です。

加齢のほか、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、食事を含めた生活習慣などが関わっていることが分かっています。

その他の脱毛の原因

男性型脱毛症、びまん性脱毛症については、この記事で紹介する栄養素の補給も対処法の一つとなりえます。

その他の脱毛症として、出産後に一時的に現れる分娩後脱毛症、アレルギーや特定の疾患、ストレスにより引き起こされる円形脱毛症、頭皮への負担が原因の牽引性脱毛症などがあります。

また、単に加齢による薄毛、単純には原因が特定できない薄毛もあります。

頭皮や毛髪の栄養補給に役立つ育毛成分

ここからは、頭皮や毛髪の栄養補給に役立つ育毛成分、抜け毛防止や血行促進役立つ育毛成分、ホルモンバランスを整えることに役立つ育毛成分という3種類に分けて解説していきます。

育毛成分の代表格、亜鉛

亜鉛は、毛髪の成長に欠かせないだけではなく、不足すると脱毛症をもたらすことが分かっています。

厚生労働省は成人男女の亜鉛摂取量をそれぞれ10mg、8mgとしていますが、20〜60代の幅広い世代で不足していることが分かっています。

ホルベック病院の研究によると
亜鉛が欠乏すると、脱毛症、体重減少、下痢、免疫機能障害に伴う感染症などの症状が現れます。亜鉛欠乏症の解消には亜鉛の補給が必要である一方で、長期間にわたって多量の亜鉛摂取を行うと、銅欠乏症や貧血を引き起こす可能性があります。そのため、必要な時期に必要な量の亜鉛の摂取を適切に行う必要があります。
亜鉛が豊富な食べ物
牡蠣、肉類、卵、ごま

亜鉛サプリメントの原価とおよその原価率

1日1粒で10mgの亜鉛が摂取できるアルミパウチ入りの亜鉛サプリメント(1ヶ月分の販売価格400円)の原価を計算してみます。

亜鉛の原料1kgが1万円であると仮定すると30日分300mgで3円、タブレットの原料が1粒1円が30粒で30円、アルミパウチ10円、そのほか乾燥剤や充填費で20円となり、原価は合計63円となります。

販売価格400円とすると、原価率は15.8%となります。

こちらでは1日あたりの亜鉛配合量10mg、販売価格400円として算出していますが、大手メーカーからは配合量15mg前後、販売価格300円前後の商品も販売されています。

十分な量が摂取できるサプリメントを選んだとしても、リーズナブルな価格で取り入れやすいサプリメントであるといえるでしょう。

毛髪の生成を促す、リジン

必須アミノ酸の一種であるリジンは、毛髪を構成するケラチンを生成する働きがあります。穀物に含まれてないため、不足しがちな栄養素です。

また、育毛剤に含まれるロゲインやミノキシジルと併用することにより、それらの効果を高める働きもあるとされます。

ポーツマス大学の研究によると
抜け毛が増加した女性を対象とした多くの研究で、リジンを用いた治療の反応が確認されていることから、抜け毛におけるリジンの役割の重要性が指摘できる
リジンが豊富な食べ物
肉類、魚介類、乳製品、大豆製品

バランス良く摂取したい、その他必須アミノ酸

毛髪はタンパク質でできていますが、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。

必須アミノ酸は体内で生成することができないため、食事から摂取する必要があります。また、一部のアミノ酸が不足している十分な働きを果たせないので、全てのアミノ酸をバランス良く摂取することが必要です。

チューリッヒ大学の研究によると
必須アミノ酸をはじめとした栄養素の欠乏があると、毛髪の成長や色素沈着が損なわれる可能性がある。食事において特定のアミノ酸などを増加させることが、毛髪の成長を促進し得るかどうかという問題はあるものの、外的要因により損なわれている毛髪に対して良い影響はあると推測される
必須アミノ酸が豊富な食べ物
肉類、魚介類、乳製品、大豆製品

幅広い働きが期待できる、各種ビタミン

育毛や発毛に役立つビタミンとしては以下の成分が挙げられます。

  • ビタミンA:代謝を促す
  • ビタミンB群:毛髪の生成に利用される
  • ビタミンE:血流を促進する、過酸化脂質を抑制する
キングファハド病院の研究によると
ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は、正常な毛髪の産生や免疫細胞の機能に重要な役割を果たすことが分かっている。また、こうした微量栄養素の欠乏は、脱毛症の発症に対する危険因子である可能性も指摘できる。
ビタミンが豊富な食べ物
緑黄色野菜、卵、肉類、魚介類など

抜け毛防止、血行促進に役立つ育毛成分

抜け毛防止、血行促進により発毛、育毛に対するエビデンスがある成分をご紹介します。

AGAの方におすすめ、ノコギリヤシ

ノコギリヤシは、アメリカ大陸原産のヤシの一種です。男性型脱毛症および前立腺肥大症に対する効果が有名な成分です。

普段の食事からは摂取が難しく、サプリメントからの摂取が推奨される成分です。

学術誌NISCAIR-CSIRの発表によると
ノコギリヤシは、多様なメカニズムを介して男性型脱毛症を防ぐ作用がある。また、脱毛症の予防などの目的で使用される合成5αリダクターゼ阻害剤とは異なり、特筆すべき副作用がないことが報告されている。

ノコギリヤシサプリメントの原価とおよその原価率

ノコギリヤシの原価率などの詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

ノコギリヤシサプリメントの市場動向、前立腺肥大や薄毛への効果

漢方にも用いられる高級食材、高麗人参

高麗人参に含まれる成分は、血行促進のみならず、細胞レベルで発毛を促し、抜け毛を抑制する働きが解明されつつあります。

サプリメントのみならず育毛剤にも配合されることが多い成分です。

韓国・翰林大学校の研究によると
高麗人参は複数の研究では発毛を促進することが確認されているが、その作用機序が十分に解明されていないため、高麗人参抽出物とジンセノサイドの発毛促進効果を調べることを目的として研究を実施した。その結果、高麗人参抽出物とジンセノサイドは、ヒトの毛乳頭細胞の増殖を促進するとともに、毛母細胞のケラチノサイト増殖への寄与し、アンドロゲン受容体の転写を抑制することにより、ヒトの発毛を促進する可能性が示された。

高麗人参サプリメントの原価とおよその原価率

1日2粒で200mgの高麗人参が摂取できるアルミパウチ入りの高麗人参サプリメント(1ヶ月分の販売価格2,000円)の原価を計算してみます。

高麗人参の原料1kgが50,000円であると仮定すると30日分6,000mgで300円、タブレットの原料が1粒1円が60粒で60円、アルミパウチ10円、そのほか乾燥剤や充填費で20円となり、原価は合計390円となります。

販売価格2,000円とすると、原価率は19.5%となります。

血行を良くする辛味成分、カプサイシン

唐辛子の辛みの成分がカプサイシンです。

血行促進により頭皮へ栄養を行き渡らせる働きが期待できることに加え、イソフラボンと一緒に摂取することで発毛を促す可能性があります。

名古屋市立大学の研究によると
脱毛症の実験対象者31名には、1日あたり6mgのカプサイシンと1日あたり75mgのイソフラボンを5ヶ月間投与し、残りの実験対象者17名には偽薬を投与した。それぞれの群において、毛髪の成長に重要や役割を果たすインスリン様成長因子Iの血液中濃度を測定した。カプサイシンとイソフラボンを投与した群では、数値が有意に上昇していたのに対し、偽薬を投与した群では上昇していなかった。また、発毛促進率も前者の群が有意に高いことが確認された。以上の結果から、カプサイシンとイソフラボンの併用投与はインスリン様成長因子Iの産生が増加し、発毛を促進する可能性が示された。
カプサイシンが豊富な食べ物
唐辛子

欧米の薬用ハーブ、フィーバーフュー

アメリカおよびヨーロッパが原産のハーブで、古くからハーブティーや薬用成分として用いられてきました。

細胞の活性化による毛髪の成長、血流促進により抜け毛を抑制する働きが期待できます。

日本医師会治験促進センターの研究によると
36名の被験者のうち、16名にはバナナエキスとフィーバーフュー由来のパルテノライドを含むカプセル、20名には偽薬をそれぞれ12週間摂取してもらい、6つの指標で毛髪に対する影響を観察した。その結果、皮脂レベル、毛穴、頭皮の状態、頭皮のカバー力という指標における有意な改善、自己申告による抜け毛の改善が確認された。以上の結果から、バナナエキスとフィーバーフュー由来のパルテノライドは毛髪の修復および抜け毛を減らすことが確認できた。また12週間を通して安全性に関する問題は確認されなかった。

ホルモンバランスを整えることに役立つ成分

脱毛症の原因として、脱毛を促す男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの増加やホルモンバランスの乱れが挙げられます。こうした原因に対処したい方におすすめの成分をご紹介します。

女性ホルモンのように働く、イソフラボン

体内においてイソフラボンは女性ホルモンのように働くため、ホルモンバランスを整え、特定の男性ホルモンの働きを抑制する作用が期待できます。

名古屋市立大学の研究によると
イソフラボンがインスリン様成長因子Iの産生を増加させることで発毛が促進されるのではないかという仮説のもと、野生のマウスにたいしてイソフラボンを3週間投与した。この結果、皮膚におけるカルシトニン遺伝子関連ペプチド、インスリン様成長因子Iなどが有意に増加した。これに伴い、毛髪を生成する器官の形成、毛髪の再生、毛髪における色素沈着において有意な増強が見られた。
イソフラボンが豊富な食べ物
納豆や豆腐などの大豆製品

イソフラボンサプリメントの原価とおよその原価率

イソフラボンには、グリコシド型とアグリコン型がありますが、現在は吸収率に優れたアグリコン型イソフラボン配合のサプリメントが多くなっています。

1日2粒で25mgのアグリコン型のイソフラボンが摂取できるアルミパウチ入りのイソフラボンサプリメント(1ヶ月分の販売価格1,500円)の原価を計算してみます。

イソフラボンの原料1kgが200,000円であると仮定すると30日分750mgで150円、タブレットの原料が1粒1円が60粒で60円、アルミパウチ10円、そのほか乾燥剤や充填費で20円となり、原価は合計240円となります。

販売価格1,500円とすると、原価率は16.0%となります。

体内で生成できない方におすすめ、エクオール

薄毛をもたらす酵素の働きを抑制する働きが期待できます。

なお、大豆などの食品を摂取することでエクオールを生成できるタイプとできないタイプの方がいることが分かっています。特に、体内で生成できない方が定期的に摂取することがおすすめです。

コロラド州立大学の研究によると
エクオールは、5α-ジヒドロテストステロンに特異的な結合をもたらすことで、5α-ジヒドロテストステロンの皮膚および毛髪に対する作用を防止することができる。そのため、エクオールは、皮膚や頭皮におけるアンドロフェンを媒介とする病気の治療や予防において広範に利用できる可能性がある
エクオールの生成に役立つ食べ物
大豆製品、緑黄色野菜、海藻類、きのこ類、魚介類、肉類

特徴別に見る育毛(発毛)サプリメントの人気商品

男性向けや女性向けの育毛サプリメント、海外の育毛サプリメントに分けてご紹介します。

特定成分の不足を自覚しており、ピンポイントで補いたい方向けに、ある成分に特化したサプリメントもご紹介します。

男性向けと女性向けから選べる、エスロッソ BOSTON

エスロッソ BOSTON

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GMP認証の育毛サプリメント、美彩 GUNGUN

美彩 GUNGUN

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亜鉛の摂取が目的なら、ディアナナチュラスタイル 亜鉛

ディアナナチュラスタイル 亜鉛

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高麗人参の摂取が目的なら、DHC 高麗人参

DHC 高麗人参

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ノコギリヤシの配合量と安さが魅力、Now Foods ノコギリヤシ

Now Foods ノコギリヤシ

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育毛(発毛)サプリメントの飲み方

基本的には他のサプリメントと同様の飲み方となりますが、育毛サプリメントだからこそ注意すべき点もあるため4つのポイントに整理して解説していきます。

食後に飲む

育毛サプリメントを飲むタイミングは、消化管の働きが活発な食後がおすすめです。

また、成長ホルモンが分泌される午後10時から午前2時に毛髪は成長するので、夕食後に飲むとなおよいでしょう。

規定量を守る

内服の脱毛症治療薬と比較して、サプリメントの副作用のリスクは低いです。

ただし、規定量以上の摂取すると、効果が期待できないばかりか、悪影響をもたらすかもしれません。

実際に特定成分の過剰摂取が抜け毛の原因となる可能性も指摘されています。

ポーツマス大学の研究によると
健康食品の過剰な摂取は抜け毛の原因となる可能性があります。成分の不足が明確でない場合の使用は推奨できません。

ぬるま湯で飲む

育毛サプリメントに限らず、サプリメントは水またはぬるま湯で摂取することが基本です。

コーヒーや紅茶、お茶などのカフェインを含む飲み物は、サプリメントの吸収が妨げる可能性があるため避けましょう。

長期的に取り組む

髪が伸びる速さは1ヶ月あたり12mm、髪が抜けた箇所から新しい髪が生えるまでは3ヶ月程度かかります。

これはあくまでも正常なサイクルですので、栄養状態が損なわれていた方であればもっと時間がかかることもあります。

適切な栄養補給を行ったからといってすぐに変化があるわけではいことを理解し、サプリメントを取り入れる場合は少なくとも3ヶ月以上を継続の目安としましょう。

育毛(発毛)サプリメント以外の薄毛対策

サプリメントを利用した不足しがちな栄養素の補給も大切ですが、それ以外にも多くの薄毛対策があることを覚えておきましょう。

育毛剤、発毛剤

医薬部外品である育毛剤、医薬品である発毛剤に配合されている成分は、効果が実証されている一方で、副作用などのリスクがあるものです。

内服薬では、フィナステリド、プロペシア、ミノキシジルなどが使用されます。外用薬では、ミノキシジルが使用されます。

生活習慣の改善

食生活のほか、睡眠や運動といった生活習慣の改善も脱毛症への対策となり得ます。

適度な運動は、血流促進をもたらすため、頭皮に必要な栄養を届けることに役立ちます。

十分な睡眠は、ストレスの解消、成長ホルモンの分泌に必要です。6〜7時間の睡眠時間は確保するようにしましょう。

脱毛症の危険因子を避ける

薄毛対策に取り組んでいる方は、アルコールやたばこにも要注意です。

多量の飲酒は、血流を妨げ、毛髪の成長に関わる細胞にもダメージを与えます。また、たばこの有害物質は血管を収縮させ、頭皮へ栄養を行き渡らせることを困難にします。

育毛(発毛)サプリメントについていただいた質問

サプリポートでは、サプリメントやその成分に関する質問を承っております。育毛(発毛)サプリメントについていただいた質問とその回答をご紹介します。

男性向け育毛サプリメントを女性が飲んでも大丈夫でしょうか
(40代女性Yuriさん)

男性向け育毛サプリメントでは、AGAの原因である男性ホルモンのジヒドロテストステロンを抑制することを目的としてノコギリヤシが配合されていることが多いです。一方で、女性ではジヒドロテストステロンがあまり分泌されないため、意味がなくなってしまいます。そのため、女性向けまたは男女兼用として打ち出されている商品を選ぶのがよいでしょう。
株式会社サプリポート 富山

育毛と発毛の違いは何ですか。
(60代男性Kさん)

育毛はすでにある毛髪を育てること、発毛は毛髪そのものを生やすことを指します。サプリメントは、毛髪に必要な栄養を補い育毛を促すことを目的として利用しましょう。
株式会社サプリポート 藤村

育毛剤と育毛サプリメントのどちらを利用すればよいでしょうか。
(50代男性宏一さん)

育毛剤は効果が期待できる分、頭皮のかゆみなどの皮膚症状、動悸、男性機能障害といった副作用が起こる可能性があります。一方で、育毛サプリメントは食品ですので副作用の可能性が低く、育毛剤を試す前に薄毛対策に取り組みたい方におすすめです。
株式会社サプリポート 溝内

サプリメントを含む育毛(発毛)対策についてのアンケート結果

2020年11月、サプリポートはサプリメントを含む育毛(発毛)対策に関するアンケートを実施しました。

アンケート回答者は、薄毛に悩んでいて育毛(発毛)対策をしている方といたしました。アンケートの中から育毛(発毛)対策としての食生活、サプリメントに関わる部分を抜粋してご紹介します。

【調査概要】

  • 調査時期:2020年11月
  • 調査方法:インターネット調査サービスの活用
  • 調査地域:全国
  • 本アンケート対象者:育毛(発毛)対策をしている方

【育毛(発毛)に関するアンケート 質問項目抜粋】

  • 取り組んでいる育毛、発毛対策で当てはまるものを教えてください
  • 育毛、発毛を意識した食生活を送っているか教えてください
  • 育毛、発毛のために意識して摂取している成分や食べ物があれば教えてください
  • 最も効果があった育毛、発毛対策についてのエピソードを教えてください
  • 利用している育毛、発毛用途のサプリメントの「メーカー名」と「商品名」を教えてください

育毛対策にサプリメントを取り入れている方はまだまだ少ない?

育毛(発毛)対策についてのアンケート1

育毛(発毛)対策についてのアンケート2

取り組んでいる育毛(発毛)対策として、男性では「シャンプー、トリートメント」、女性では「セルフマッサージ」が多く挙がりました。

サプリメントを利用している方の割合は、男女それぞれで200人中15人、93人中7人となっており、まだまだ成長余地があると言えるでしょう。

育毛(発毛)対策しているなら、食生活の改善にも取り組むべき?

育毛(発毛)対策についてのアンケート3

育毛(発毛)対策についてのアンケート4

男性は、育毛(発毛)対策をしていても食生活には気を配っていない方が多い傾向にあります。

一方で、サプリメントを取り入れるなど食生活に気を使っている方の中には、最も効果があったのは食事の改善と回答した方もいらっしゃいました。

・食べるものに気をつけて、野菜中心の食事を心がけて、ワカメをとるようにしてから抜け毛が少なくなったような気がした
・食生活の改善、睡眠時間の確保が一番効果ありました。抜け毛が減り、白髪が減りました
・最も効果があったのは栄養管理です
・夜はしっかり寝る、3食ちゃんと摂る、適度な運動といった生活習慣の見直しで、抜け毛が以前より減ったと思います

育毛(発毛)対策の食品としては、海藻類が圧倒的人気!

育毛(発毛)対策についてのアンケート5

育毛(発毛)対策についてのアンケート6

育毛(発毛)対策のために意識している食品としては、男女ともに海藻類が最も多く挙がりました。

どのような食生活を意識しているのか具体的にうかがいましたので、回答の一部をご紹介します。

・海藻などを週に数回食べるようにしている
・昔から海藻類はいいと聞くので、ワカメを毎日お味噌汁に入れて食べてます。
・豆乳を飲むことを心がけております
・納豆は週に3回以上食べている
・亜鉛が豊富なチーズやナッツ類はおつまみとしてとるようにしてます。
・タンパク質が多い食材を選んで食べるようにしています
・ビタミンとミネラルが総合的に含まれたマルチビタミンミネラルのサプリメントを摂取しています。タンパク質は髪だけではなく肉体の様々な部分の原料となっていると思いますので、プロテインも飲んでいます
・亜鉛サプリを寝る1〜2時間前に毎日飲んでいる
・納豆や魚、野菜といったいわゆる栄養がいいものを中心に食べている

育毛(発毛)サプリメントは価格が高すぎる?

利用している育毛(発毛)サプリメントをお聞きしたところ、DHC、富士フイルム、ファンケルの亜鉛やマルチビタミンといった商品が挙がりました。

また、成分量を重視してアメリカ製の亜鉛、ビタミンサプリメントを利用している方もいらっしゃいました。

「育毛(発毛)サプリメントは高い」という意見もあり、自分で毛髪に良い成分を調べつつ、安価がサプリメントを探す消費者が多いことがうかがえます。

育毛(発毛)用途のサプリメントも少数挙がったものの、上記をふまえると金額が利用の足かせとなっていることが分かります。

研究結果などの参考文献

  1. ホルベック病院の研究
  2. ポーツマス大学の研究
  3. チューリッヒ大学の研究
  4. キングファハド病院の研究
  5. 学術誌NISCAIR-CSIRの発表
  6. 韓国・翰林大学校の研究
  7. 名古屋市立大学の研究
  8. 日本医師会治験促進センターの研究
  9. 名古屋市立大学の研究
  10. コロラド州立大学の研究
  11. ポーツマス大学の研究